公的データに登録された医療機関サイトは、本当につながるのか
厚生労働省の公的データに登録された産婦人科・小児科施設のホームページURL 13,777件に、当サイトが実際にアクセスして調べました。その結果、URLが登録されている施設の12%は、公的データのURLでは辿り着けない状態でした。
ホームページURLの登録率
60.8%
13,934/22,928施設登録URLで辿り着けない
12%
1,670施設(当サイト実測)URLが古いだけ(サイトは存在)
396施設
正しいURLを本サイトに掲載中https化率
81.5%
到達できたサイトのうち調査の背景
妊娠がわかって産院を探すとき、多くの人は厚生労働省の「医療情報ネット」や、そのデータを使った民間サイトで施設を調べます。そこに載っているホームページのリンクが切れていれば、その施設の情報にたどり着けません。
当サイトは全施設のURLに実際にアクセスし、「サイトが閉鎖している」のか「公的データのURLが古いだけ」なのかを分けて調べました。後者であれば、正しいURLを掲載すれば利用者は辿り着けますし、施設側も登録情報を直せば解決します。
実際、辿り着けなかった1,670施設のうち396施設はサイトが正常に稼働しており、登録されたURLが古いだけでした。当サイトではこれらに現在のURLを掲載しています。
「URLが古いだけ」の内訳
サイトは稼働しているのに、公的データのURLでは接続できなかった396施設の理由です。
最も多いのは、施設側がhttps(暗号化通信)へ移行したのに公的データの登録がhttpのままというケースです。ホスト名の入力ミス(ドットの欠落など)もありました。
接続できなかった理由
代替候補を試しても到達できなかったURLのエラー内訳です。
施設区分別の情報発信の差
病院・診療所・助産所でホームページの整備状況に差があります。
病院はURL登録率が高く問題も少ない一方、助産所は登録率が低く、登録されていても接続できない割合が高くなっています。
都道府県別
「問題あり率」は、URLが登録されている施設のうち、そのURLでは辿り着けなかった割合です。
医療機関の方へ
貴院のホームページURLが公的データ上で古くなっている場合、患者さんが厚生労働省のサイト経由で貴院の情報に辿り着けない可能性があります。登録情報の更新は、各都道府県の医療機能情報提供制度の窓口で行えます。
当サイトの掲載内容に誤りがある場合も、無償で訂正いたします。
出典を明記いただければ、報道・研究・院内資料などに自由にご利用いただけます。当サイトが独自に算出した指標には「当サイト算出」と明記しています。
推奨クレジット(4要素すべての記載をお願いします)
出典:「産婦人科と小児科の教科書」(株式会社NAMI-RENSA)調べ / 対象:厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)収録の産婦人科・小児科・助産所 / 調査時点:2026年7月28日
医療機関の皆さまへ:本データを貴院の広告に引用される場合、医療広告等ガイドライン第3-1 1(2)により出典・調査の実施主体・調査の範囲・実施時期の併記が必要です。また「県内で数少ない分娩施設」「地域No.1」等、他院と比較して優良である旨の表現は比較優良広告として禁止されています。
調査方法: 厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)に登録された案内用ホームページアドレスに、当サイトが実際にHTTPアクセスして到達性を確認した。表記が壊れたURL(スキーム誤記等)は正規化したうえで判定し、到達できなかったものはhttps版・www有無・ホスト名のタイポ修正などの代替候補も試行した。
調査日: 2026年7月28日/対象: 厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)に収録された産婦人科・小児科・助産所 22,928施設
医療機関のサイトが存在しないことを示すものではなく、あくまで『公的データに登録されたURLでたどり着けるか』の調査。