データで見る産科・小児科の医療体制

分娩を扱う施設は減り続けています。医師数・施設数の推移と都道府県差、そして当サイトが独自に集計した分娩取扱施設の実態を掲載します。

全国の小児科医師数(医療施設従事・主たる診療科)

18,009人

2024年 / 令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)

全国の産婦人科・産科医師数(医療施設従事・主たる診療科)

11,690人(産婦人科11,188人+産科502人)

2024年 / 令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)

分娩を実施した施設数(9月中)

1,766施設(一般病院886・一般診療所880)

2023年 / 令和5年医療施設(静態・動態)調査(厚生労働省)

分娩実施施設数の15年減少率(2008年2,567→2023年1,766施設)

▲31.2%

2008-2023年 / 医療施設(静態・動態)調査(厚生労働省)

全国の出生数(確定数)

686,173人

2024年 / 令和6年人口動態統計(確定数)(厚生労働省)

一般病院の帝王切開率(9月中の分娩に占める割合)

29.1%

2023年 / 令和5年医療施設静態調査(厚生労働省)

小児科を標榜する一般診療所数

17,778施設(2008年は22,503施設)

2023年 / 令和5年医療施設静態調査(厚生労働省)

全国の届出医師総数

347,772人(うち医療施設従事331,092人)

2024年 / 令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)

小児科医師数が最多/最少の県(15歳未満人口10万対)

最多: 鳥取県187.3 / 最少: 千葉県101.5

2024年 / 令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)

産婦人科・産科医師数が最多/最少の県(15〜49歳女性人口10万対)

最多: 福井県66.4 / 最少: 埼玉県35.1

2024年 / 令和6年医師・歯科医師・薬剤師統計(厚生労働省)

都道府県別 小児科・産婦人科の医師数(2024年12月31日現在)

都道府県コード都道府県医療施設従事医師数(総数)小児科医師数(人)小児科(15歳未満人口10万対)小児科専門医(15歳未満人口10万対)産婦人科医師数(人)産科医師数(人)産婦人科・産科 計(人)産婦人科・産科(15〜49歳女性人口10万対)産婦人科専門医(15〜49歳女性人口10万対)
全国331,09218,009130.297.211,18850211,69050.044.9
01北海道13,040639128.689.93881540345.239.3
02青森県2,611132115.874.68289048.440.3
03岩手県2,563140121.792.28618746.851.1
04宮城県6,018293120.698.82041922351.446.5
05秋田県2,298121153.2119.07558060.258.6
06山形県2,476126120.089.59329557.655.8
07福島県4,162219119.094.6118712543.444.1
08茨城県5,559329108.680.5210621643.635.4
09栃木県4,605271133.589.71501216248.236.9
10群馬県4,724296145.8106.4169517452.346.8
11埼玉県13,863869106.876.04742349735.129.0
12千葉県13,333698101.566.9453946238.532.5
13東京都45,9512,536169.7144.81,703691,77255.657.0
14神奈川県21,5211,220121.095.27613679743.840.6
15新潟県4,663276125.594.51421515744.639.8
16富山県2,747151143.8114.39129356.050.6
17石川県3,270164132.391.9111311457.643.4
18福井県2,054122141.997.78508566.454.7
19山梨県2,141126148.2108.27247656.354.1
20長野県5,074325146.4112.61621617853.139.4
21岐阜県4,578270124.489.4157516247.945.6
22静岡県8,425441112.877.02911430549.538.8
23愛知県18,129995109.880.46982572349.541.0
24三重県4,317236122.987.01591217156.844.9
25滋賀県3,512237132.4107.8124512948.140.7
26京都府8,396446167.7128.62811329460.153.4
27大阪府25,4021,301134.499.69205197155.250.0
28兵庫県15,224902146.9105.44882951752.247.3
29奈良県3,787193135.9104.2107411148.752.2
30和歌山県2,884137142.7110.49419565.555.9
31鳥取県1,697118187.3146.05805863.756.0
32島根県2,014100133.396.06406461.060.0
33岡山県5,873305141.9103.31551717250.945.0
34広島県7,586369115.083.5234223647.940.8
35山口県3,510165119.658.0105310851.439.0
36徳島県2,366100140.887.36937263.757.5
37香川県2,750152146.2107.79909962.344.0
38愛媛県3,762187135.594.9119011955.650.0
39高知県2,13388131.394.05125350.544.8
40福岡県16,096846133.9106.54622548747.944.7
41佐賀県2,188115115.096.06816948.644.4
42長崎県4,179216145.0102.0129513464.759.9
43熊本県4,948252117.879.0136313945.937.6
44大分県3,267163131.579.877118847.645.4
45宮崎県2,801150116.367.498210056.557.6
46鹿児島県4,678208108.984.8159116060.452.5
47沖縄県3,917264114.371.91571116856.944.7

出典: 令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計 第35表(実数)・概況統計表11(人口10万対)(厚生労働省/e-Stat)
2024年12月31日現在の届出ベース、従業地による集計。「主たる診療科」=複数科に従事する場合は主として従事する1科で計上。小児科の人口10万対は15歳未満人口10万対、産婦人科・産科は15〜49歳女性人口10万対(分母が異なる点に注意)。専門医は広告可能な専門性資格の取得者。産科医師数の「0」は原資料の「−」(該当なし)。「産婦人科・産科 計」は当方で単純合算(都道府県計=全国値11,690人で検証済み)。人口10万対の概況URL: https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/24/index.html

小児科・産婦人科医師数の全国推移(2006〜2024年・隔年)

小児科医師数(人)産婦人科・産科医師数(人)医療施設従事医師数 総数(人)
2006(平成18)14,70010,074263,540
2008(平成20)15,23610,389271,897
2010(平成22)15,87010,652280,431
2012(平成24)16,34010,868288,850
2014(平成26)16,75811,085296,845
2016(平成28)16,93711,349304,759
2018(平成30)17,32111,332311,963
2020(令和2)17,99711,678323,700
2022(令和4)17,78111,833327,444
2024(令和6)18,00911,690331,092

出典: 令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況 図4・図1(厚生労働省)
各年12月31日現在、医療施設に従事する医師の「主たる診療科」別。調査は隔年(偶数年)実施。産婦人科・産科は両科の合計(概況図4の区分どおり)。総数列は概況図1の施設種別内訳(病院+医育機関附属病院+診療所)の合算で、2022・2024年は概況表1の公表値と一致することを確認済み。18年間で小児科は+22.5%、産婦人科・産科は+16.0%、医師全体は+25.6%。

分娩を実施した施設数の推移(2008〜2023年・3年毎)

年(各年9月中)分娩実施施設 総数一般病院一般診療所一般病院の割合(%)一般診療所の割合(%)
2008(平成20)2,5671,1261,44143.956.1
2011(平成23)2,3781,0511,32744.255.8
2014(平成26)2,2841,0411,24345.654.4
2017(平成29)2,1399951,14446.553.5
2020(令和2)1,94594699948.651.4
2023(令和5)1,76688688050.249.8

出典: 医療施設(静態・動態)調査 令和5年概況 表13・令和2年概況 表19(厚生労働省)
各年9月中に分娩を実施した施設数。医療施設静態調査(3年毎)のみ把握のため中間年データなし。2011年は東日本大震災の影響で宮城県の石巻・気仙沼医療圏および福島県を除く集計。15年間で総数▲31.2%(診療所は▲38.9%、病院は▲21.3%)。2023年に初めて病院数が診療所数を上回った。2008年の数値の出典は令和2年概況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/20/)。

分娩件数・帝王切開率・無痛分娩率の推移(2011〜2023年・3年毎)

年(各年9月中)一般病院 分娩件数うち帝王切開(件)帝王切開率(%)無痛分娩率(%)※帝切除く一般診療所 分娩件数うち帝王切開(件)帝王切開率(%)無痛分娩率(%)※帝切除く
2011(平成23)46,38611,19824.140,3095,46413.6
2014(平成26)46,45111,54324.838,7655,25413.6
2017(平成29)41,77810,76125.835,1754,92614.0
2020(令和2)38,08610,41727.49.431,8474,67114.77.6
2023(令和5)32,6919,52329.113.226,3354,02815.314.6

出典: 令和5(2023)年医療施設静態調査の概況 表14(厚生労働省)
各年9月中(1か月分)の分娩件数。年間件数ではない。帝王切開率=分娩件数に占める帝王切開娩出術の割合。無痛分娩(帝王切開を除く)は2020年調査から把握のため2017年以前は「—」(データなし)。2011年は東日本大震災の影響で一部地域を除く集計。

小児科・産婦人科・産科を標榜する施設数の推移(2008〜2023年)

一般病院:小児科一般診療所:小児科一般病院:産婦人科・産科 計一般病院:産婦人科一般病院:産科一般診療所:産婦人科・産科 計一般診療所:産婦人科一般診療所:産科
2008(平成20)2,90522,5031,4961,3191773,9553,555400
2009(平成21)2,8531,4741,294180
2010(平成22)2,8081,4321,252180
2011(平成23)2,74519,9941,3951,2391563,6193,284335
2012(平成24)2,7021,3871,218169
2013(平成25)2,6801,3751,203172
2014(平成26)2,65620,8721,3611,1761853,4693,105364
2015(平成27)2,6421,3531,159194
2016(平成28)2,6181,3321,136196
2017(平成29)2,59219,6471,3131,1271863,3272,976351
2018(平成30)2,5671,3071,116191
2019(令和元)2,5391,3001,104196
2020(令和2)2,52318,7981,2911,0941973,1432,826317
2021(令和3)2,4971,2831,083200
2022(令和4)2,4851,2711,074197
2023(令和5)2,45617,7781,2541,0611933,0922,784308

出典: 令和5(2023)年医療施設(静態・動態)調査の概況 表7(厚生労働省)
各年10月1日現在の標榜(診療科目として掲げる)施設数。標榜=実際に分娩を取り扱うとは限らない点に注意。一般診療所は静態調査年(3年毎)のみ把握のため中間年は「—」(調査なし)。2011年の一般診療所は福島県を除く数値。

都道府県別 出生数・出生率・合計特殊出生率(令和6年・2024年 確定数)

都道府県コード都道府県出生数(人)出生率(人口千対)合計特殊出生率
全国686,1735.71.15
01北海道22,6584.51.01
02青森県5,0994.41.14
03岩手県4,8964.31.09
04宮城県11,2425.11.00
05秋田県3,2823.71.04
06山形県4,6994.71.17
07福島県8,2164.81.15
08茨城県13,9765.11.16
09栃木県9,2625.11.15
10群馬県9,3345.21.20
11埼玉県39,9565.61.09
12千葉県33,7635.61.09
13東京都84,2076.30.96
14神奈川県51,4235.81.08
15新潟県9,9414.81.14
16富山県5,0785.21.29
17石川県6,0785.61.23
18福井県4,3836.11.46
19山梨県4,1535.41.26
20長野県10,5135.41.30
21岐阜県9,8315.31.27
22静岡県17,4395.11.19
23愛知県45,5146.41.22
24三重県8,8965.41.24
25滋賀県8,7956.51.32
26京都府12,9385.31.05
27大阪府53,3516.31.14
28兵庫県30,5355.91.23
29奈良県6,6975.31.19
30和歌山県4,4575.11.24
31鳥取県3,0925.91.43
32島根県3,6225.71.43
33岡山県10,9266.11.27
34広島県15,7655.91.29
35山口県6,7775.41.36
36徳島県3,5475.21.32
37香川県5,0595.61.36
38愛媛県6,5575.21.28
39高知県3,1084.81.25
40福岡県32,2806.51.22
41佐賀県4,8246.21.41
42長崎県7,0005.71.39
43熊本県10,3376.21.39
44大分県5,9575.61.37
45宮崎県6,0005.91.43
46鹿児島県8,9395.91.38
47沖縄県11,7538.21.54

出典: 令和6(2024)年人口動態統計(確定数)第4表・第5表(厚生労働省)
日本における日本人の集計。都道府県別の合計(686,155人)と全国値(686,173人)の差18人は都道府県「不詳」等によるもの。出生率は人口千対。医師数(2024年12月31日現在)や分娩施設数(2023年10月時点)と組み合わせて「出生数あたり」の派生指標を計算する場合は、調査時点の違いを注記すること。

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出典:「産婦人科と小児科の教科書」(株式会社NAMI-RENSA)調べ / 対象:厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)収録の産婦人科・小児科・助産所 / 調査時点:2026年7月28日

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