産科へのアクセス|空白地帯と最寄り施設までの距離
全国1,892市区町村について、域内に分娩を扱う施設があるか、最寄りの分娩取扱施設まで何キロあるかを当サイトが算出しました。市区町村単位でこれを全国集計した資料は、公的機関を含めて公表されていません。
分娩施設が域内にない市区町村
1,113/1,892
全体の58.8%(当サイト算出)政令指定都市は行政区単位で集計
その地域で暮らす人
2048万人
年間出生数 97,407人(全国の13.7%)最寄りまで30km以上
158市区町村
50km以上は43市区町村最寄りが他県にある
92市区町村
全国平均距離 12.9kmこの分析について
「産科空白地帯」とは、その市区町村の中に分娩を扱う施設が1か所もない地域を指します(妊婦健診のみを行う施設はあっても、お産ができない地域を含みます)。
※政令指定都市は行政区単位で集計しています。区内に分娩施設がなくても、隣接区の施設まで数kmという地域が多く含まれます(最寄りまで5km未満の市区町村は852)。この数字を引用される際は集計単位の併記をお願いします。
全国1,892市区町村のうち1,113市区町村(58.8%)が該当し、そこには20,481,574人が暮らしています。年間97,407人(全国の出生数の13.7%)が、住んでいる市区町村の外で生まれていることになります。
・距離は直線距離です。実際の移動距離や所要時間ではありません。とくに離島は船舶・航空機での移動になるため、直線距離は実態を表しません(例: 小笠原村は最寄りまで1,300km超と算出されますが、現実には本土へ渡航して出産します)。
・市区町村の代表点は「域内の全大字・町丁目の代表点の平均」です。役所の位置ではありません(役所座標の公的データは2014年で更新が止まり、非商用限定のため使用していません)。
・分娩取扱施設は厚生労働省「出産なび」掲載施設と当サイトDBを名寄せした1,876件です。うち座標が登録されている1,809件を距離計算に用いました(域内の有無の判定には全1,876件を使用)。
・都道府県境をまたいだ最寄り施設も対象にしています(実際の受診行動に即すため)。
最寄りの分娩施設までの距離帯別
市区町村の代表点からの直線距離で区分しました。
人口が多いのに分娩施設がない市区町村
空白地帯のうち人口の多い順です。影響を受ける人が多い地域を示します。
最寄りの分娩施設が最も遠い市区町村
上位は離島です。直線距離のため、実際の移動は船舶・航空機になります。
本表は市区町村の代表点から最も近い分娩取扱施設を直線距離で算出した結果であり、当該施設の受診を推奨するものでも、受け入れ可能であることを示すものでもありません。離島等では実際の分娩先が本表と異なります。分娩先は健診先の医師やお住まいの自治体にご相談ください。
都道府県別の産科空白率
空白率=域内に分娩施設がない市区町村の割合。政令指定都市は行政区単位で数えています。
出典を明記いただければ、報道・研究・院内資料などに自由にご利用いただけます。当サイトが独自に算出した指標には「当サイト算出」と明記しています。
推奨クレジット(4要素すべての記載をお願いします)
出典:「産婦人科と小児科の教科書」(株式会社NAMI-RENSA)調べ / 対象:厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)収録の産婦人科・小児科・助産所 / 調査時点:2026年7月28日
医療機関の皆さまへ:本データを貴院の広告に引用される場合、医療広告等ガイドライン第3-1 1(2)により出典・調査の実施主体・調査の範囲・実施時期の併記が必要です。また「県内で数少ない分娩施設」「地域No.1」等、他院と比較して優良である旨の表現は比較優良広告として禁止されています。
出典: 厚生労働省「出産なび」(2026年7月取得)をもとに当サイトが分娩取扱施設を特定 / 厚生労働省「医療情報ネットのオープンデータ」(2025年12月1日時点)=施設の所在地・座標 / 国土交通省「位置参照情報」「国土数値情報 行政区域データ」=市区町村の代表点座標 / 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」(2025年1月1日現在)=人口・出生数